6/11/2010

読了

  








     ★★★★
   川上弘美 新潮社  装画 谷内六郎  ⒸMichiko Taniuchi
     装幀 新潮社装幀室

   

 或る町を舞台に、関わる人々をそれぞれ短編に。
   年齢も性別も生き様もさまざま、
   でも川上氏が描くヒトはなぜかいつも寂しさを心の
   底に抱えている。
   あまり、声を荒げる人はでてこない。
   流されて、何も考えず生きているようで、
   そんな事は不可能。
   どこかで、誰かと関わり合い、何かを決めて生きている。
   どこか近所にありそうで、「どこから 行っても 遠い 町」

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