10/24/2011

雑記:20111023 最近読んだ本など

文藝春秋 (2011-02) ★★★★
江國氏の食べ物にまつわるエッセイ 彼女らしいやさしい文章 
食べ物のエッセイって好きなのだけど、それにここに出てくるもの
もおいしそうなのだけど、多分ほとんど食べられない。
好き嫌いが多いしちょっとしか胃に入らない。
食べられるって人生を豊かにすると思うのに
自分がそうでないのが なんだか哀しい

佐藤 多佳子
文藝春秋 (2010-11) ★★★★
彼女の作品もひさしぶり 以前読んだ「しゃべれどもしゃべれども」
「黄色い目の魚」などが好きだったのと表紙に魅かれて借りてきた短編集。
音楽をテーマにした中高生の「思い」が描かれている。
みんなに合わせなくちゃ って学校行かなきゃって思ってたよな、と
でもそれが苦しくて「勉強出来るね」「まじめだもんね」が重くて
早退したり、円形脱毛症になったのをチクチクっと思い出した。。

家族の形はさまざま 血のつながりがいちばん大切な訳ではない
夫婦ってのは置いといてw、
子どもは笑って生きていけるなら、いっしょに暮らすメンバが
血縁でなくてもいいと思う。



お誕生日にいただいた紫ベースのショール。お店で数枚試してみて選んで
もらった、自分も気に入ってたし選んでもらうのも少し良い気分。
このお店の女性も高いものを売りつけるのではなく、柄や素材、形が少し
づつ異なるものを出してきてくれてとても感じが良かった。遠い店なのが
残念。

大型わんこの背中が好きです



















10/06/2011

雑記:20111006 最近読んだ本など


寒かったり温かかったり それでも植物たちは秋を迎え 日が暮れるのも
早くなった。
 
 白いしるし 西 加奈子 新潮社  ★★★★
 数人の登場人物 それぞれが少しだけ狂気を持っている それも恋愛に関して
 それが 外に出るから 出せるから 狂いはしないのだろうな。
    でも そこまでの感情を持つ事は私には出来ない
    って、その方が大多数かな

 喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)
  博嗣 講談社 ★★★★
 大半はフィクションだと森氏は言うでしょうが、彼の考えてきたこと
 大学で考えてきたことが伝わってくる気がしました。

 キッチン・コンフィデンシャル アンソニー ボーデイン
 新潮社 ★★★★
 とてもエキサイティングな内容で、次はどうなるの?どこまで落ちるの?どう作るの?

 とてもエキサイティングな内容で、次はどうなるの?どこまで落ちるの?どう作るの?

 ワクワクしながら読んでた。
 国や都市、対象とする客層にもよって異なるだろうけれど、筆者が続けているシェフ
    稼業、レストランの裏側が とてつもなく酷くて波乱に満ちて傑作でした。

 朝Podcastを聴いていたら音声メールのお知らせ
 何かなと聴いたら
    「ジョブズ氏が亡くなったよ」
 新宿駅の山手線のホームで泣きそうになった。  
 自分のものとして買った初めてのコンピュタがMacBookだった
    それからいくつのもAppleの製品にお世話になってきた。どれも
 思い入れがある。 
 56才若すぎる。。