3/17/2011

雑記:20110316 停電の夜に考えた


とうとう計画停電の夜が来た。
これからも続くのだろうけれど初めてだし
少し記録に残しておこうと思う。

予定ではまず15日の早朝に行われるはずだったのが
キャンセル。
16日は朝から何度も停電の防災無線がはいる。
13時頃:
近くのスーパーも停電の情報が入ったからと
目の前で閉められた。ここで、今日は停電あるなと思う。
家に戻ってご飯食べて仮眠。

17時頃:
いろいろと過ごす空間に準備をする。
懐中電灯、数枚のブランケット、十分に充電したiPhone、
iPad、手回し懐中電灯、お湯の入った魔法瓶 、ドライ
フルーツ、チョコ少し、ロングのダウンジャケット、カ
イロ。少しづつ緊張して来たのでマクブクでチャットして気
を紛らす。

18時頃:これまでにも数回計画停電の防災無線が流れる。
いつ来てもいいように、コンセントは抜いてマクブクで
ネットを見続ける。

18:20 予定通りなら開始だがまだ明るいまま。数分前に無線と広報車で停電実施のお
しらせ。
18:30 まだ明るい。twitterでは青梅福生辺りが消えたと じゃあこのまま回避?
18:40 まだだ もしやと。
18:47 つけていたファンヒーターと灯りが一瞬にして消える
窓の外も真っ暗。強く複風の音が怖いぐらいだった。道路工事の影響で自動車も
通らないのでヘッドライトの灯りすらない。
それでも19時くらいまでは3GSiPhoneで消えたーとか言ってたけれど、それも
虚しくなってiPadに入れてあったビデオをつける。あまり頭に入ってこない。3時間
続くのかt思って、なら眠っちゃおうか。着込んでいても手足の先からどんどん冷えて
くる。始めのうちは近くで鳴いてたネコたちもお気に入りの場所へいってしまった。

20時頃:暖かいハーブティでも体が温まらない。まだ2時間も続くのかと思うと泣きた
くなってくる。ツイッタを開けたら停電仲間もちらほら。
20:55 あと1時間あるのかな。お腹すいたなと
20:57 パッと部屋が明るくなる。切れていた暖房をオンにする、冷えきった体は
なかなか温まらない。Wifiの確認、点灯直後は繋がらなかったけれどすぐに繋がった。
ご飯と思うのだけれどなかなかヒーターの前から動けない手がかじかんでいる。

21時半頃になってようやく動く気になって食事にした。
2時間だったながーい2時間だった。

実はこの家では数年前に落雷の影響で数度停電している。一度は外付けのルータ
、深夜温水器のマイコン部分が壊れたという被害?も出している。その時はブレー
カをいじらないと復旧しないのが分からなくて他のお宅より長く停電させて
しまった。それに較べればほとんど何もしなくても2時間前の状態に復旧出来たし
イージーなはずなのに、とても疲労感が残ってしまった。
寒くて暗いってとってもつらい、悲しいくらいつらい。少しだけネットの向こうで
明るい中にいる人に嫉妬もしたりした。
でも、心強かったのはネットで話しかけてくれた友人たちがいたから。いつか灯りが
作ってわかっていたから。

だからこそ思う。
今被災地にいる人たちはいつともわからない不安に苛まれている。何度も繰り返す
強い余震、寒さ、限りある食料、原発。。
私には耐えられるのだろうか。
とても自信がない

とにかく生きている被災者が早く心身ともに暖かくなるよう祈るしかできない

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濱田英明(hideaki hamada)氏の取り組みに賛同させて頂いています。

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