天候の振り幅が大きくて身体がついて行かないここ数日、それでも9日火曜は気候もいい感じだし早く目も醒めたので6時過ぎにウォーキングへ。さすがにソメイヨシノは終わっていたけれどサトザクラの濃いピンクが愛らしく、玉川上水沿いの広葉樹は新緑に向かっていて歩いていて爽やかだった。
ランチの後に東京国立近代美術館でのフランシスベーコン展を見に行く。実は情報を持っていなかった作家だったけれど、思いのほかよかった。興味深かったのは彼が額縁とガラスをセットで発注したということ。とりわけ初期のに多かったけれど背景が黒いものが多くガラスが入ることで鑑賞する私自身が作品に映り込むのだ。ベーコンは「映り込みより観客と作品の隔たりの為にガラスを入れた、映り込みは意図していない」と言っていたとの事だが作品の前に立つと自分が投影されていてなかなか面白かった。1作品は所蔵者の意思で反射の少ないガラスに変えられていたが、両方のガラスで見てみたかったな。
「言葉にできることを何故描くのか 云々」って彼も言ってたんだね
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