食べることに対するスタンスは似ている気がするが、
いかんせん私は少食だし、苦手なものも多いので西氏
ほど食べることが楽しめないのが残念。
特に共感できたのは、特に国外の活字だけの料理に
想像をかきたてられること。木の実なのか葉物なのか
果物なのかわからない植物、何のお肉なのか?この
ソース甘いの辛いの?今ならぐぐればわかるし、東京
なら探せば日本でたべられちゃうけれど、一番読書し
てた時代には自分がお話の世界にいて知らない料理が
並ぶテーブルに座っているのを妄想してた。
食べ物食べる西さんに言わせれば「食べ物ぐるり」
なエッセイ、良く読む方だけど、この作品はかなり高得点だ。 巻末のお話も
その気持ちよく分かる。
お話はそんなに深刻な病気ではないけど自分が病に伏してもし父のように死
を迎えるまで点滴だけだったら悲しいし、以前は食べることに興味が持てな
くて点滴や錠剤だけで生きていけたらなんて強がっていたけど絶対辛いよね
今日は良い本と小物で笑顔である。
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