温かい気もするけれど、なかなかお陽さまが顔を出さない。
それでも四月ももう下旬、来週には長めの連休だ。
帰りは早めに退出してジムへ。少しスピードあげて30分ほど
走り筋トレ40分。
八幡平のくま牧場で65才を越えた飼育係2名死亡の
熊脱走のニュース。逃げ出した熊たちは射殺されたとの
こと。熊が逃げ出したのの大半の責任は人間にあるのに
人にさらされた挙げ句に、こんな終わりを迎えるなんて。。
読了：望月青果店 小手鞠 るい ★★★★ 中央公論新社
往復で読了 読んでいて果物が食べたくなった。
母と娘、家族、視覚障害、恋愛さまざまなテーマを主人公の実家の
果物店と絡めて小タイトルが基本はフルーツだったからかな。文中
岡山弁で交わされる母と娘の諍いはけっこうきつい気もするが、致命的ではない。本当につらいどうしようもない母と娘な知り合いや話も聞くし。
共感を覚えたのはとにかく実家から出たかった主人公の気持ち、母との関係はここまで濃密ではないし彼女のように恋愛がらみの事があった訳ではないが、
親戚とか近所とかこの話に近い状況の実家や周りの人間関係からは逃げ出したかった
戻る気はなかった。「お前は冷たい」って大学行く時に言われたな、母に。。
大事件が起きることなく、優しい結末の話。
こんな穏やかな気持ちでいられたらいいですね
補足：話中にあった果物と野菜の組み合わせ 文中ではサラダデュオって
林檎＆セロリ グレープフルーツ＆レタス パイナップル＆ブロッコリ キウイ＆胡瓜
オレンジ＆ルッコラ
果物食べたくなってお昼に清見オレンジ食べたのだった
小さいおうち 中島 京子 ★★★ 文藝春秋
通勤往復で読了 最終章がいちばんいい。
「ぼくはいつも聞けなかった問いの答え
ばかり探している」
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