2/04/2012

雑記:20120204

ここ数日の寒さからようやく脱出。風もなく穏やかな
陽射しの温かい日中だった。溜まっていた洗濯をし
掃除も少し丁寧に。。
陽射しに誘われて久しぶりに外を歩こうと
そしたらタイミング良く渡れたので玉川上水沿いを
ルートに設定。最後に歩いた時は葉っぱで覆われていた
川が落葉したせいで見渡せるようになっていた。

ぐるーと歩いて
午後からはゆったり腹筋はしたけど
土曜を過ごす。良き小説を読み終えてまた京都に
行きたくなっておばんざいを食べたくなっただよ







竜の涙 ばんざい屋の夜 柴田 よしき ★★★★ 祥伝社 

以前読んだ「ふたたびの虹」の続編。丸の内にある
小さな「おばんざい屋」の女将と客を中心にした 6編の短編集。
前作は結構前に読んだけれど、この続編を読んだら、あの時も
後味悪くなくほんのり心が温まったり、ちょと考えさせられたり
したけれど、今回能がより温かみのある話が多いかな。
そして重要なのがどの話にも出てくる丹波出身の女将が手間をかけて
工夫した「おばんざい」 
京都ですらおばんざい、未だ未経験だし、
東京にもあるんだろうけれど こんな風に仕事帰りに一人で入れる店は
知らないし、自分のスタイルにはないしな。。定食だと食べきれないから
また敷居が高くなるし。。
この作品の読者も多く書かれているけれど、女将の店が実在したら
絶対行きたい。

柴田氏はSF、現代、時代物も書かれるし、ハードからソフトまで
テーマも幅広い、一時期まとめて読んでいたけれど
今回この作品にまた出会えたし ぐぐっていくつか読んでみよう
食べることと、誰かのために心をこめて料理することって、すごく大事なこと。 
まだまだ続けてほしいシリーズです。

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